債務整理後の生活

妻と離婚し、子供とも離れ離れになってしまった私は、手放した自宅からなるべく遠く離れた土地のアパートに、一人で暮らしはじめました。

心機一転といえば聞こえはいいですが、10数年夫婦生活をしてきた私にとって、久しぶりのひとり暮らしは想像以上にさびしいものでした。

 

一人で暮らし始めて半年ほどたったころでしょうか?ようやく免責許可の決定が下りたと、弁護士事務所から連絡が来ました。

これでようやく、あの苦しんだ日々から完全に抜け出すことができたんだと、胸をなでおろし、ほっとしたことを憶えています。

 

自分の勝手で借金を返済しないままこういう形になり、債権者の方には本当に申し訳なく思っています。

 

しかし、あの時に「自殺」という選択をしていれば・・・。

今頃はこうやって息を吸い、ご飯を食べ、テレビを見て笑う、そんなありふれた幸せな生活もなかったわけで、申し訳ないと思う反面、本当によかったとしみじみ思います。

 

子供とは月に1度程度ですが会う事もでき、その成長を見守ることもできています。

自己破産の弁護士費用も払い終わりました。

 

今は、新たな借金をすることはできませんが、逆にそのおかげで返済の心配をすることもなく、まったく不自由は感じていません。

 

車などが必要な場合は、がんばってお金をため、安い中古車を買うようにしています。

今は新たに目標もでき、毎日張り合いのある生活をしています。

 

自殺していれば、今の生活はありませんでした。

 

今、借金に苦しんで自暴自棄になり、自殺をしようと考えている方へ

借金の返済ができず、毎日届く督促状や電話。
「もうだめだ」そう思う気持ちは痛いほどよくわかります。

 

私もかつて、「自殺する以外ない」そう考えていました。
しかし今、「自殺なんかしなくてよかった」そう心から思えます。

 

死んでしまえば借金はなくなります。しかし、残された人はどうなりますか?

 

あなたが死んで、どれだけ悲しむかわかりますか?

 

私の知り合いにも借金を苦にして自殺した友人がいます。
残された家族は見ていられないほど憔悴しきっていました。

「私には家族なんかいないし」という方、辛いのは今だけです。

 

自己破産を推奨するわけではありませんが、そういう選択肢もあります。

 

生きていれば、人間どうにでもなります!

生きていれば辛いことや苦しいことはたくさんあります。
しかし、楽しい事うれしい事も、きっとあります。

 

死んでしまえば、そういうことを感じる事もできなくなります。

 

「借金なんかで死なないでほしい」

お願いです。生きてください。

タイトルとURLをコピーしました